TECHNOLOGY
無菌人工土壌
-Crystal Grain-


ゼオライトの持つ「多孔質で分子を物理吸着する」性質を用い、肥料成分とFe-鉱物結晶錯体を吸着させた人工の園芸土壌です。
【ゼオライトの骨格構造/細孔の大きさ】

【水分子構造モデル】

【肥料イオン等自由回転直径】
単位:nm
水酸イオン OH-
カリウムイオン K+
硝酸イオン NH3-
炭酸イオン CO32-
燐酸イオン PO43-
硫酸イオン SO42-
水分子、肥料イオンはゼオライト細孔より若干小さいため吸着されます。
ゼオライト細孔に物理吸着した肥料成分は吸着平衡により溶出して液相中で一定の濃度を長期間保ちます。
0.29
0.30
0.38
~0.45
0.37
0.46
<36℃で24時間培養>
寒天培地培養試験結果


通常の土壌
無菌人工土壌“Crystal Grain”
通常の土壌には多くの菌コロニーが発生していますが無菌人工土壌では一切菌が発生していないことが確認できます。
(協力:道総研中央農業試験場2014年7月)

無菌人工土壌の性能
【ニンジン成分分析結果】
※日本食品成分表ニンジンのビタミンAの基準値:9.1
無菌人工土壌で育てた野菜は、通常の土壌に比べ高い数値を示し、植物育成能力は通常の土壌を超えます。
知的財産権
施設栽培に向けて
現在、日本の農業は農業就農人口の減少・高齢化が課題です。植物工場はこのような農業問題を解決する新しい農業として位置づけられています。
ラテラは無菌人工土壌の持つ優位性を発揮し、水耕栽培に比べ設備費用等を50%削減することができる新しい植物工場の実現が可能です。
農業は限りなく進化しなければなりません。
健康社会を目指し、新しい植物工場システムを提案します。
